母校である大阪府立大阪女子大学の同窓会斐文会よりご依頼いただき、斐文会報367号(2021年10月10日発行)に寄稿しました。
大阪女子大学は大阪府立大学と大阪府立看護大学とともに、2005年4月に統合・再編され、いまの公立大学法人大阪府立大学になりました。さらに来年の4月には大阪市立大学との統合によって、大阪公立大学(公立大学としては日本最大の規模だそう)になるそうで、時代の流れを感じます。
そんななか、卒業生相互の親睦を図り、母校の発展のため活動を続けておられる同窓会事務局の方々には頭が下がります。
卒業生の現在の活動を紹介するコーナーにおいて、「社会保険労務士、セミナーなどの活動を中心に自由に執筆してください」とのことでしたので、学生時代に思いを馳せながら書きました。
JR阪和線の百舌鳥駅を降りて、仁徳天皇陵(いまや世界遺産)の前を通り、結構な距離を歩いて大学まで通ったものですが、あのキャンパスもいまはもう無いのかな?どうなっているのでしょうか。
真面目で勤勉な先輩・同級生・後輩に囲まれながら、授業にはあまり出席せず部活動にいそしんだ私でしたが、懐の深い先生方のおかげで本当に自由でのびのびとしたキャンパスライフを送ることができました。
1学科40人程度の少人数制の学校だったので、先生方との距離が近く、課題のレポートひとつをとっても丁寧に添削してくださり、いま思えば贅沢な環境だったと思います。
文献や資料の調べ方など根本的な勉強のやり方を教わったことは、今の仕事にとても役にたっていて、ありがたいことです。
そんな母校が今はもうないというのは、時代の趨勢とはいえ、やはり寂しいものですね。
■この記事を書いた人■
社労士事務所Extension代表・社会保険労務士 高島あゆみ
「互いを磨きあう仲間に囲まれ、伸び伸び成長できる環境で、100%自分のチカラを発揮する」職場づくり・働き方をサポートするため、社会保険労務士になる。150社の就業規則を見る中に、伸びる会社と伸びない会社の就業規則には違いがあることを発見し、「社員が動く就業規則の作り方」を体系化。クライアント企業からは積極的に挑戦する社員が増えたと好評を得ている。
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